多声感ってどうやって伸びていくのかなぁと考える一つのエピソード。

random notes

ベイリーの『おもいで』です。
ピアノひけるよジュニア3巻。3巻で突如停滞してしまうコが多いのは、3巻途中から多声的に書かれた部分がたくさん出てくるから、だと思います。
耳と頭と練習時間をかけて乗り越えなければならない壁なのですが、、(あんまり辛そうなら他のテキストに一旦乗り換えて様子見ることもあります。)

いまこの曲を練習しているのは、進み具合のよく似た女の子仲良し二人組。多声にちょっとてこずっています。ラッキーなことに一緒にレッスンに来られるので、先週はテキストを右手と左手をパートで分けて連弾してもらいました。はじめてなので、当然バラバラ
「うわぁ!!」「ちょっとまって」「ああ!まだひかないで!」「はやくーー!」「あっ間違えた!もういっかいやって!」
大騒ぎ。
今週はこの会話がどうなってるか。(๑´ㅂ`๑)

うまくいかないところは、
やっぱり1人で両手でひいてもうまくいってないです。

「ひとつのメロディにもうひとつのメロディが重なって、ふたつにきこえる。」ということと、「全部ひっくるめてコード感のついたひとつのメロディとしてきこえる」ということは、とてもとても違うのですが、実際に本人がどう聴いているのか、というのはなかなかハッキリわからないので、難しい。。。頭の中身がぱかっと開いて見られればいいのだけれど。

楽譜の真ん中の、
右手がソーファミレーミレドー
に対し、
左手がドードレミーミファソー
と応えて登るところ

ここの、右手を歌って左手を弾いてもらうと、
ドーとのばして歌うところが、左手が上行し始めたとたんに、歌えなくなります。
元気に歌ってたのが、突如消えます。_(┐「ε:)_
あるいは、口はドーとうたいながら、左手と一緒にメロディをなぞって上がっていってしまいます。_(┐「ε:)_

ありゃりゃ。

本人もゲラゲラ笑っています。

気がついてくれたらめっけもん。
聴く準備が出来た!!!
よしよし。

今週どんな進化をしているか、楽しみー。
ドーがのばして歌えるようになってるでしょうか。
はてさて。

fumi
ゑ川史子です